旧暦では季節は春夏秋冬の4つではなく、1年を24等分した二十四節気(にじゅうしせっき)と、72等分した七十二候(しちじゅうにこう)に分かれていました。有名なのは立春、春分や夏至。これは二十四節気の一つです。自然に中で過ごすときに、昔ながらの七十二候の細かな季節の移ろいを意識してみてはいかがでしょうか?
少しだけ紹介すると、現在の新暦で5月26日~5月30日頃は、二十四節気では『小満』。生き物のいのちが次第に満ち満ちていく季節。七十二候では、『紅花栄う(べにはなさかう)』。
候のことば:五月晴れ、旬の魚介:クルマエビ、旬の野菜:しそ、旬の草花:紅花、旬の行事:潮干狩り今週末のおかずは、”クルマエビとしその紅花油を使った天ぷら”ですね。
日本の七十二候を楽しむ ‐旧暦のある暮らし‐ 文:白井明大、絵:有賀一広 東邦出版
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